プライベートと労働時間

仕事をする上で、労働時間を抜きにすることはできません。
通常であれば一日8時間働くことになりますが、多くの会社員は定時に帰ることなく残業をしてから帰宅しています。

特に近年では社会問題ともなっている残業が当たり前で、日々仕事と向き合っています。
しかし、仕事をすればするほど収入は増えますがプライベートの時間は必然的に削られてしまいます。

一昔前であれば、世の為人の為に身を粉にして働くのは当たり前でしたが、近年はクオリティーオブライフが重視されつつあります。
クオリティーオブライフとはその名の通り生活の質で、仕事ばかりの毎日ではなくプライベートもしっかりと充実させてより良い人生を送っていこうという考え方です。
そして、そのためにはライフワークバランスを整える必要があるのです。

しかし、仕事は個人ではなくチームで行うものなので、職場にもよりますが例え自分が早く仕事が終わったとしてもそのまま帰宅という訳にはいかないでしょう。
特に工場など多くの人が同時に働くような仕事であれば、自己中心的な行動はできません。

基本的な考えとして自分自身のみがライフワークバランスを整えるのではなく会社全体で取り組む事で、無理のないクオリティーオブライフを目指すことが出来るでしょう。
近年では会社全体で残業を無しにすることを目標にしている様々な取り組みをしているところも多くなってきています。

現在の会社で残業ばかりで辛い思いをされている人は、働き方を見直してみたり、転職を考えてみたり、一度自分のライフワークバランスを整え素晴らしいクオリティーオブライフを目指していきましょう。